法人税申告書の作成の流れ
法人税申告書の作成の流れは、
法人税の申告書は別表4において課税所得計算を行い、
それを受けて別表1で税額計算を行います。
沢山の別表はありますが、別表4・1が中心です。
特に別表4の作成が重要で、
調整項目には他の別表(別表5(2)租税公課の納付状況、6(1)所得税額控除、7(あれば→)欠損金の損金算入、8受取配当金の益金不算入、
11(1)個別貸倒引当金、
11(1の2)一括貸倒引当金、
14(2)寄附金の損金算入、
15交際費の損金算入、
16(1)減価償却(定額法)
16(2)減価償却(定率法)
16(6)繰延資産
16(8)一括償却資産)
調整金額を算出しその金額を別表4に転記する項目と直接別表4で調整する項目があります。
他の別表で調整金額を算出する項目については先にその別表を作成し、直接別表4で調整する項目については決算作業時にあらかじめ把握しておきます。