勘定科目内訳明細書とは
決算書に記載された各勘定科目と金額について、それぞれどのような内容なのか詳細を
明らかにする書類となります。
内容がきちんと記載されていればどのような様式でも構いませんが、
国税庁のホームページより
勘定科目内訳明細書を参考にして下さい。
また、会計ソフトによっては、内訳明細書を自動作成できます。
設定などされていない場合はフリーソフト『勘定科目&概況書』など
がありますので使用しましょう。
勘定科目内訳明細書は、決算手続きの中で、もっとも時間が掛かります。
各勘定科目の残高、内容を確認しながら期末残高と内容を記載していきます。
その際、契約書などの資料が必要となりますので準備しておきましょう。
国税庁のホームページでは、下記の16の内訳書が用意されています。
該当する科目がなければ、作成は不要です。
(1) 預貯金等の内訳書
(2) 受取手形の内訳書
(3) 売掛金(未収入金)の内訳書
(4) 仮払金(前渡金)の内訳書
(5) 棚卸資産(商品又は製品、半製品、仕掛品、原材料、 貯蔵品)の内訳書
(6) 有価証券の内訳書
(7) 固定資産(土地、土地の上に存する権利及び建物に限る。)の内訳書
(8) 支払手形の内訳書
(10) 仮受金(前受金・預り金)の内訳書
(11) 借入金及び支払利子の内訳書
(12) 土地の売上高等の内訳書
(13) 売上高等の事業所別内訳書
(14) 役員報酬手当等及び人件費の内訳書
(15) 地代家賃等の内訳書
(16) 雑益、雑損失等の内訳書